最近いらしてくださる女性のお客さまがポロっとこぼした質問です。
もともとは右肩の疲れでいらしていたのですが、落ち着いてきて別の場所が気になりだしました。それが股関節です。長く歩いた次の日などに痛いような感じがするとのことです。
ご自身で少し調べてみたそうです。
ちょうど最近同じように自分で調べたり、テレビで見て私も○○ですか?と質問されたお客さまがいらっしゃいましたが調べてみたり、話を聞いていると当てはまらないと考え、施術しながら様子をみています。
今では医療系の専門の番組だったり、インターネットがあるのですぐに調べられます。
便利な部分もありますが、少し当てはまっただけですぐに○○では・・・というような考えになる環境もむずかしいものですね。
ご自身の事で心配になる事もわかりますが、”病は気から”に繋がらないよう心配してしまいます(°_°)
さてここで変形性股関節症とは?
少し見てみましょう。
どのような症状かというと、立ち上がりや動き始めに股関節が痛みます。進行すると夜中も痛かったり、常に痛むようになります。
痛みの他には機能障害と言って、動かしづらい・日常の動きにやりづらさを感じます。
靴下が履きづらかったり、足の爪を切りづらいなどです。他には正座が出来ない・長時間立ったり歩く事が辛くなります。
多くは女性に見られ、原因は股関節の発育、形成不全といった子供の頃の病気や後遺症が主で全体の約80%を占めると言われています。足の付け根の関節が狭くなったり、軟骨が硬くなってしまうのです。進行していくと”骨棘”と呼ばれる、骨が変形して棘のようになってしまうこともあります。
これはレントゲンで確認できます。
のんでは数回の治療で改善しない場合や、検査やお話を伺っていて疑う場合などは一度病院で検査される事を進めています。