３０代の女性のお客さまです。

 

 

１ヶ月前くらいから痛みや痺れを感じていました。

これまでは湿布をしたりストレッチをしてやり過ごしてきましたが、動かそうと足首を回すと、足が攣ってしまったりしていて、何をしたらいいのかと悩んでいらっしゃいます。

 

 

 

詳しく伺っていくと、まず足裏の痛みが気になり始めます。

ちょうど１ヶ月前頃から、仕事で重い荷物を運ぶようになります。これまではデスクワークでパソコンに向かってばかりいたので慣れない作業です。

そのうちに、同じ右足の膝周りが痛くなります。この場所は昔怪我で手術をしている場所です。

さらに、座りっぱなしでいると太ももに痺れのような物を感じるようになったと教えていただきました。

 

 

各所ごとに痛みや痺れを出す原因が見え隠れしています。

慣れない動き（歩き）をすると短時間でも足裏が痛くなることがあります。

手術をした箇所というのは、メスを入れる前のようには戻りませんので引き連れるような違和感がありますし、そのストレスが周囲に及ぶことがあります。

長時間の座る姿勢でも、立つ姿勢でも、同じ姿勢が長く続く環境というのは体に適していません。耐えるために使っている筋肉が硬くなります。すると筋肉の近くにある神経を圧迫するので、痺れを感じることがあります。

 

 

 

またこれまでまったく体のメンテナンスをしてこなかったということで、疲労が蓄積しているとも考えられます。

動きに関して多少の制限がありますが、ガチガチに凝り固まる前にお越しいただいたので順次柔軟性や軽さを出していくと良いでしょう。

 

 

今回は整体での施術です。

まず、気になる足裏や膝の周囲の調整を行います。その後に「痺れ」を感じていらっしゃるので、腰やお尻の硬さを調整しました。

ご本人は自覚していませんでしたが、お尻も腰も緊張して硬くなっていることが分かり、施術中は「ここも硬くなるんですね」と驚かれていました。

自分でストレッチなどを行うことはとても良いのですが、他者に調整されることで気付かなかった体の疲労が分かるので、１ヶ月に１度や数ヶ月に１度などのメンテナンスをオススメします。

ひとまず気付かないと動きも意識も変わらないからです。

 

 

「気持ち良い」「痛気持ち良い」加減を伺いながら、リラックスしていただけるよう調整を行いました。体を冷やさないようにすることと、ストレッチなどをお伝えして終了です。

施術が終わって「右足がだいぶ楽になりました」と教えていただきました。

 

 

痛み、痺れの多くの原因は筋肉が硬くなることと考えられます。

秋、冬は何もしていなくても常に体が冷やされる環境です。

とても地味ですがしっかりと温めておくことが大切です。今回も調整して柔軟性や軽さを感じていただけましたが、これまでと同じように過ごしているとあっという間に筋肉の緊張は戻ってしまうので少しずつで構いませんので足元を温める工夫やお風呂の入り方など変えてみましょう。

 

 

体の痛みや痺れ、疲れを放っておいたり、我慢してしまうと解消するまでに時間がかかる場合があります。

足の疲れ・痺れ、痛みを感じているあなたは今すぐご相談ください。

 

 

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