埼玉・蓮田の鍼灸整体院のん‐温‐

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両首肩の硬さ、痛み

両首肩の硬さ、痛み

30代の女性のお客さまです。

 

 

数日前に寒い場所で長時間あまり動かないまま過ごし、その2日後くらいから首と肩に違和感を感じるようになりました。

長時間動かないので寒さで肩を竦めてしまっていた事が引っかかっていると教えてくださいました。

 

 

現在は首を動かすと痛みと張る感覚で可動範囲が狭くなっています。

上下も左右に振り向く事も少ししかできない状況です。

 

 

詳しく調べていくと首筋や肩、背中など広く緊張し硬くなっている事が分かりました。

痺れや怪我なども無い事から、体の冷えと首肩に長時間力が入った事による過緊張で筋肉を痛めてしまった事、疲労などが原因と考えられます。

 

 

また首肩の筋肉が緊張し、長く続くと腰や足までストレスを感じて硬くなります。

決してバランス良くは緊張しないので不自然な姿勢で体が固まっていきます。

こうなると余計に体が歪み不自然な筋肉の緊張が増えてしまいますので早めのメンテナンスはもちろん、しっかりと体のバランスを取る施術や回数が必要になります。

 

 

今回は一番気になっている首肩を中心に関連する箇所を全身でチェックし緩めていきました。

首肩以外でもチェックした所はどこもコリがありご本人も自覚してい無い”硬さ”や”圧痛”に驚かれていました。

「足なんて全然凝っているとは思っていなかったのに硬いですね・・・」

 

 

体は全身が繋がっています。

首だけ、腕だけではありません。

ですので関連する箇所を調べ、そちらにも疲労が蓄積しているようであれば一緒に取り除かなくてはならないのです。

これを無視して「首が凝っているから首だけ針する。マッサージする」ではまた首が凝ってしまいます。

目指しているのは”今痛くなければいい”ではなくて”痛くなりづらい、ならない体”です。

そして関連する箇所をチェックし、自覚なく疲労が蓄積している事がわかります。

こういった箇所も整えないと疲労の限界に来たとき、または激しい運動をした時などに不意に痛めてしまう可能性があるのです。

 

 

前半に針で首肩含めて緩めていき、後半に整体マッサージで筋肉を整え首の歪みなどを整えました。

当店は整体ですが”ポキポキしません”。

また骨の位置を正すにも周りの筋肉が緩んでいないと痛めてしまいます。

状態と順序を経てしっかりと体をリラックスさせ、整えましょう。

 

 

 

施術が終わって「だいぶ違います」と首を動かしながら教えてくださいました。

全ての方向へ可動域が広がり、特に俯く動きがやりやすくなっています。

ただし筋肉の疲労は溜まっておりまだ取りきれていない部分がありますのであと2回ほどはコンスタントに調整し、そのあと3回ほどで正しい姿勢や体の状態をキープする感覚を掴んでいけるとベストです。

 

 

最後に毎日5分簡単に出来る首のストレッチをお伝えして終了しました。

 

 

 

自分自身の感覚と体の状態は常に一致しているわけではありません。

ですから定期的に状態を把握する事が大切でありそれがメンテナンスにもなるのです。

人は生きているだけで疲労します。

そして疲労を蓄積させればさせるほどコリは大きくなり、ストレスは全身に広がりますので「ちょっと疲れたな」という程度で気持ち良く整えてしまいましょう。

 

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